税理士になるルート!じつは税理士試験だけではない

税金の知識を身に付けたければ税理士試験がお勧め

税理士試験は合格するのが難しい資格のひとつです。科目合格制を採用して、五科目をクリアしなければいけません。各科目の合格率は十パーセント前後です。大変なのは選択科目の税法科目であります。三科目合格しなければならず、国税徴収法を除いては計算問題と理論問題に分かれます。ちなみに国税徴収法は理論問題のみです。とくに理論は条文の暗記が求められるので、勉強時間の確保が絶対に必要です。時間を惜しんで、条文を暗記しやすくした理論問題集を電車の中で目を通す人を見かけます。いろいろな税法科目を勉強するので、幅広い知識が求められます。異なる税法の考え方に混乱する人がいるぐらいです。苦労して合格した税理士は幅広い税法の知識があります。いいかえれば、実務能力の長けているといえます。

税務調査に強い税理士を目指すならこのルート

税理士になるためのルートは税理士試験だけではありません。そのうちのひとつが税務署に二十三年勤務して、合格率が九割以上の簡単な試験をパスすれば税理士試験は免除されます。また、税理士試験の会計科目である簿記論と財務諸表論に合格すれば、十年の勤務で税法科目が免除されます。免除というと税法の勉強をしていないかというとそんなことはありません。所得税などの特定の税金を税務調査する関係でかなり実務経験を積んでいます。むしろ、特定の税金に関しては税理士試験から税理士になった人より知識があるのではないのでしょうか。税務署を退官して税理士になれば、税務調査の手の内を知り尽くしている税理士として頼りになります。

税金だけはなく周辺知識を充実させるためのルート

税理士試験のための受験勉強、税務署勤務を経て税理士になるのにはかなり時間を投資しかければなりません。とくに税理士試験は受かる保障がありませんので、挫折すれば人生を棒に振る可能性があります。そこでお勧めなのは大学院の修士課程を取得することです。大学院の会計関係の学科なら会計科目を一科目、法律関係の学科なら税法科目を二科目免除になります。税理士試験に五科目合格しなければいけないところを会計科目と税法科目を一科目ずつの合格で済みます。大学院にお金を投資することで、ほかの勉強ができるのが魅力です。たとえば、中小企業診断士や社会保険労務士など税理士業務に付随する知識が身につけられます。税理士のクライアントは中小零細企業ですが、税金の知識だけと付随する知識が充実している税理士のどちらが魅力的でしょうか。

社会人向けの税理士の講座は通学・通信ともに、仕事をしながらでも無理なく学べるカリキュラムが組まれています。